ディーター・ラムス展に行きました
サントリーミュージアム天保山でやっている、「ディーター・ラムスの時代 - 機能主義デザイン再考」という展示を見に行きました。
Wikipedia - Dieter Rams http://en.wikipedia.org/wiki/Dieter_Rams
ギャラリーの中は撮影禁止だったので、様子を軽く表現すると、まずはRamsが掲げる「良いデザインの10か条」から始まり、RamsやBraunのデザイナーがデザインしたプロダクトを中心に、Ramsに影響を与えたデザインの系譜、そしてRamsが影響を与えたデザインのプロダクトが展示されてました。
まず、「良いデザインの10か条」というのは、次のようなものです。これらの理念とともに、それと合致したデザインを持つプロダクトが展示されてました。
- Good design is innovative.(良いデザインとは、革新である)
- Good design makes a product useful.(良いデザインとは、実用をもたらす)
- Good design is aesthetic.(良いデザインとは、美的である)
- Good design helps to understand a product.(良いデザインとは、理解をもたらす)
- Good design is unobtrusive.(良いデザインとは、謙虚である)
- Good design is honest.(良いデザインとは、誠実である)
- Good design is durable.(良いデザインとは、長命である)
- Good design is consequent to the last detail.(良いデザインとは、最終的にディティールへと帰結する)
- Good design is concerned with environment.(良いデザインとは、環境への配慮とともにある)
- Good design is as little design as possible.(良いデザインとは、可能なかぎりデザインを抑制する)
次に、ラムスがデザインしたラジオや電卓、時計など、様々なプロダクトや、その周りにはラムスに影響を与えた、例えばトーネットの椅子などその時のデザインの流行や、ラムスが影響を与えた、例えばAppleのiPodなどが展示されてました。
その中で特に僕の印象に残ったのはT1000というラジオでした。このラジオは携帯電話のMEDIA SKINを思い出させるようなフリップ式で、フタを閉じると非常にシンプルだけど、フタを開ければ中には美しい配置と配色で設計されたスイッチやダイヤルがずらっと並んでいて、機能性は十分にあり、しかもそれだけではなく、そのフタの内側には取扱説明書を収納するためのポケットがさりげなくついています。このプロダクトからは、シンプルだけど機能的なRamsデザインの集大成であるような印象をひしひしと感じました。
値段は大学生だと700円です。年末年始に超おすすめ!!


